うちの子、もしかして猫背?歯並びへの影響と今すぐできるチェック法
こんにちは!流山市平和台にある小川歯科医院院長の小川です!
「うちの子、最近やたらと猫背が気になる…」と感じたことはありませんか?
実は子どもの猫背は、見た目や肩こりだけの問題ではなく、歯並びにも深く関わっているのです。
「歯医者さんがどうして姿勢の話を?」と思われるかもしれませんが、姿勢とお口は、私たちが思っている以上に密接につながっています。
今回は、子どもの猫背が歯並びに与える影響と、ご家庭で今すぐできるチェック法をできるだけわかりやすくご紹介します。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
「うちの子、最近やたらと猫背が気になる…」と感じたことはありませんか?
実は子どもの猫背は、見た目や肩こりだけの問題ではなく、歯並びにも深く関わっているのです。
「歯医者さんがどうして姿勢の話を?」と思われるかもしれませんが、姿勢とお口は、私たちが思っている以上に密接につながっています。
今回は、子どもの猫背が歯並びに与える影響と、ご家庭で今すぐできるチェック法をできるだけわかりやすくご紹介します。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
なぜ猫背が歯並びに影響するの?
頭の重さは体重の約1割もある
意外に思われるかもしれませんが、人間の頭は体重の約10%もの重さがあると言われています。
体重20kgのお子さんなら、頭だけで約2kgということですね。
姿勢がよいときは、この重い頭を背骨がまっすぐ支えてくれています。
ところが猫背になって頭が前に突き出ると、首やあごの筋肉がその重さを引っ張られる形で支え続けることになり、お口まわりの筋肉にも負担がかかってしまうのです。
体重20kgのお子さんなら、頭だけで約2kgということですね。
姿勢がよいときは、この重い頭を背骨がまっすぐ支えてくれています。
ところが猫背になって頭が前に突き出ると、首やあごの筋肉がその重さを引っ張られる形で支え続けることになり、お口まわりの筋肉にも負担がかかってしまうのです。
前かがみの姿勢が「お口ポカン」を招く
頭が前に出た姿勢が続くと、下あごが下へ引っ張られて口が開きやすくなります。
これがいわゆる「お口ポカン(口唇閉鎖不全)」の状態です。
口が開いたままだと、鼻ではなく口で息をする「口呼吸」の癖がつきやすくなります。
さらに、口が開くと舌が本来あるべき位置(上あごにぴたっとくっついた状態)から下へ落ちてしまう「低位舌(ていいぜつ)」になりがちです。
舌には内側から上あごを押し広げ、歯が並ぶスペースを育てる大切な役割があるため、この力が働かないと歯並びが乱れやすくなってしまうのです。
お子さんのお口、テレビを見ているときやゲームに夢中なとき、ポカンと開いていませんか?
一度そっと観察してみてくださいね。
これがいわゆる「お口ポカン(口唇閉鎖不全)」の状態です。
口が開いたままだと、鼻ではなく口で息をする「口呼吸」の癖がつきやすくなります。
さらに、口が開くと舌が本来あるべき位置(上あごにぴたっとくっついた状態)から下へ落ちてしまう「低位舌(ていいぜつ)」になりがちです。
舌には内側から上あごを押し広げ、歯が並ぶスペースを育てる大切な役割があるため、この力が働かないと歯並びが乱れやすくなってしまうのです。
お子さんのお口、テレビを見ているときやゲームに夢中なとき、ポカンと開いていませんか?
一度そっと観察してみてくださいね。
猫背と口呼吸が招くお口のトラブル
全国調査でわかった「お口ぽかん」の子は約3割
「お口ポカンくらい、そんなに心配いらないのでは?」と思われるかもしれません。
ですが、これは決してめずらしいことではなく、放っておくと心配なサインでもあります。
新潟大学などが行った日本で初めての大規模な全国疫学調査では、日本の子どものおよそ30.7%が日常的に「お口ぽかん(口唇閉鎖不全)」の状態だったことが報告されています。
しかも、この状態は自然には改善しにくい可能性があると指摘されています(参考:新潟大学「子どもの“お口ぽかん”の有病率を明らかに」)。
つまり、気づいてあげて、生活習慣から整えてあげることがとても大切なのです。
ですが、これは決してめずらしいことではなく、放っておくと心配なサインでもあります。
新潟大学などが行った日本で初めての大規模な全国疫学調査では、日本の子どものおよそ30.7%が日常的に「お口ぽかん(口唇閉鎖不全)」の状態だったことが報告されています。
しかも、この状態は自然には改善しにくい可能性があると指摘されています(参考:新潟大学「子どもの“お口ぽかん”の有病率を明らかに」)。
つまり、気づいてあげて、生活習慣から整えてあげることがとても大切なのです。
口呼吸はむし歯・歯並びのリスクにも
鼻には、空気中のほこりやウイルスをフィルターのように取り除き、湿り気を与える働きがあります。
ところが口呼吸になると、この鼻の働きを通さずに直接のどへ空気が届くうえ、口の中が乾いて唾液が減ってしまいます。
唾液にはお口を洗い流し、むし歯を防ぐ役割があるため、口呼吸が続くとむし歯や歯ぐきのトラブルが増えやすくなります。
また、口呼吸や指しゃぶり、姿勢のクセなどが重なると、上の前歯が前に出る「出っ歯(上顎前突)」や、かみ合わせの乱れにつながることもあります。
近年は、食べる・話す・呼吸するといったお口の働きが年齢どおりに育っていない状態を「口腔機能発達不全症(こうくうきのうはったつふぜんしょう)」と呼び、歯科でしっかり向き合うようになっています(参考:日本歯科医学会「口腔機能発達不全症に関する基本的な考え方」)。
「たかが姿勢」と思わず、気になるサインがあれば早めにチェックしてあげたいですね。
次に、ご家庭でできる簡単なチェック法をご紹介します。
ところが口呼吸になると、この鼻の働きを通さずに直接のどへ空気が届くうえ、口の中が乾いて唾液が減ってしまいます。
唾液にはお口を洗い流し、むし歯を防ぐ役割があるため、口呼吸が続くとむし歯や歯ぐきのトラブルが増えやすくなります。
また、口呼吸や指しゃぶり、姿勢のクセなどが重なると、上の前歯が前に出る「出っ歯(上顎前突)」や、かみ合わせの乱れにつながることもあります。
近年は、食べる・話す・呼吸するといったお口の働きが年齢どおりに育っていない状態を「口腔機能発達不全症(こうくうきのうはったつふぜんしょう)」と呼び、歯科でしっかり向き合うようになっています(参考:日本歯科医学会「口腔機能発達不全症に関する基本的な考え方」)。
「たかが姿勢」と思わず、気になるサインがあれば早めにチェックしてあげたいですね。
次に、ご家庭でできる簡単なチェック法をご紹介します。
おうちでできる!猫背&お口セルフチェック法
姿勢のチェックポイント
まずは、壁を使った簡単なチェックからやってみましょう。
かかと・お尻・背中・後頭部を壁につけて、まっすぐ立ってもらいます。
このとき、後頭部が自然に壁につかず、あごを上げないとつかない場合は、頭が前に出た猫背ぎみのサインです。
あわせて、次のようなクセがないかも見てあげてください。
ほおづえをつく、テレビやゲームのときに体が斜めにかたむく、いつも同じ向きで横向き寝やうつ伏せ寝をする、といったクセは、あごや歯に片側だけ圧力をかけ続け、歯並びに影響することがあります。
食事のときに足がぶらぶらしていないかもポイントです。
かかと・お尻・背中・後頭部を壁につけて、まっすぐ立ってもらいます。
このとき、後頭部が自然に壁につかず、あごを上げないとつかない場合は、頭が前に出た猫背ぎみのサインです。
あわせて、次のようなクセがないかも見てあげてください。
ほおづえをつく、テレビやゲームのときに体が斜めにかたむく、いつも同じ向きで横向き寝やうつ伏せ寝をする、といったクセは、あごや歯に片側だけ圧力をかけ続け、歯並びに影響することがあります。
食事のときに足がぶらぶらしていないかもポイントです。
お口のチェックポイント
次に、お口まわりのサインです。
安静にしているときに口がポカンと開いている、唇がいつも乾いてガサガサしている、食べるときにクチャクチャと音を立てる、寝ているときにいびきをかく、話すときに舌がよく見える——こうしたサインは、お口の筋肉がうまく使えていなかったり、口呼吸になっていたりする可能性を示しています。
ひとつでも当てはまるものがあれば、少し気にかけてあげてくださいね。
鹿児島大学の解説でも、お口ぽかんはさまざまな全身のサインと関わることが紹介されています(参考:鹿児島大学「子どもの口唇閉鎖不全(お口ぽかん)はなぜ問題なの?」)。
安静にしているときに口がポカンと開いている、唇がいつも乾いてガサガサしている、食べるときにクチャクチャと音を立てる、寝ているときにいびきをかく、話すときに舌がよく見える——こうしたサインは、お口の筋肉がうまく使えていなかったり、口呼吸になっていたりする可能性を示しています。
ひとつでも当てはまるものがあれば、少し気にかけてあげてくださいね。
鹿児島大学の解説でも、お口ぽかんはさまざまな全身のサインと関わることが紹介されています(参考:鹿児島大学「子どもの口唇閉鎖不全(お口ぽかん)はなぜ問題なの?」)。
今すぐできる!姿勢と歯並びを守るヒント
足の裏「ぺったん」で座る
姿勢を整える第一歩は、座り方の見直しです。
イスに座ったとき、足の裏が床(または足台)にぺったんとつくと、体が安定して背すじが伸びやすくなります。
足がぶらぶらしていると体が不安定になり、猫背やかみ合わせの乱れにつながりやすくなります。
テーブルとイスの高さを見直し、足がつかない場合は足台を置いてあげましょう。
背すじをすっと伸ばして、おなかとテーブルの間は「グーひとつ分」あけるのが目安です。
イスに座ったとき、足の裏が床(または足台)にぺったんとつくと、体が安定して背すじが伸びやすくなります。
足がぶらぶらしていると体が不安定になり、猫背やかみ合わせの乱れにつながりやすくなります。
テーブルとイスの高さを見直し、足がつかない場合は足台を置いてあげましょう。
背すじをすっと伸ばして、おなかとテーブルの間は「グーひとつ分」あけるのが目安です。
生活習慣を見直して、よく噛もう
スマートフォンやタブレットを長時間見ていると、頭が下がって猫背になりがちです。
使う時間を決めて、画面は目の高さに近づけてあげましょう。
また、やわらかい物ばかりでなく、少し歯ごたえのある食材を取り入れて「ひと口30回」を合言葉によく噛む習慣をつけると、あごやお口まわりの筋肉が育ちます。
口呼吸を鼻呼吸へ導く体操として知られる「あいうべ体操」を親子で取り入れるのもおすすめです(参考:みらいクリニック「あいうべ体操」)。
毎日の小さな積み重ねが、お子さんの姿勢とお口をしっかり育てていきます。
使う時間を決めて、画面は目の高さに近づけてあげましょう。
また、やわらかい物ばかりでなく、少し歯ごたえのある食材を取り入れて「ひと口30回」を合言葉によく噛む習慣をつけると、あごやお口まわりの筋肉が育ちます。
口呼吸を鼻呼吸へ導く体操として知られる「あいうべ体操」を親子で取り入れるのもおすすめです(参考:みらいクリニック「あいうべ体操」)。
毎日の小さな積み重ねが、お子さんの姿勢とお口をしっかり育てていきます。
気になったら早めに歯科へご相談を
猫背と歯並びは、一見関係がなさそうで、実は深くつながっています。
とはいえ、ご家庭だけで「これは大丈夫?」と判断するのはなかなか難しいものです。
お子さんの猫背やお口ポカン、歯並びが気になったら、どうぞお気軽に小川歯科医院にご相談ください。
お子さん一人ひとりの成長に合わせて、ご家庭での取り組み方を一緒に考えていきます。
まずはお子さんの「今」の状態を知ることから始めてみませんか?
流山市平和台で、お子さんの健やかなお口の育ちを、スタッフ一同心から応援しています。
ご来院を心よりお待ちしております!
とはいえ、ご家庭だけで「これは大丈夫?」と判断するのはなかなか難しいものです。
お子さんの猫背やお口ポカン、歯並びが気になったら、どうぞお気軽に小川歯科医院にご相談ください。
お子さん一人ひとりの成長に合わせて、ご家庭での取り組み方を一緒に考えていきます。
まずはお子さんの「今」の状態を知ることから始めてみませんか?
流山市平和台で、お子さんの健やかなお口の育ちを、スタッフ一同心から応援しています。
ご来院を心よりお待ちしております!
